つながるダイアログカフェVol.3〜コロナ禍の先にある「複業という働き方について」〜 開催レポート(12/15開催)
2021年12月15日(水)19時30分より、つながるダイアログカフェVol.3〜コロナ禍の先にある「複業という働き方について」〜を開催しました。
ダイアログでは・・・
・「複業」の「値踏み」が難しい。クライアントがニーズを自覚しにくいサービス(例えばキャリアカウンセリングとか)については、特に難しい。
・ギグワーカー的な複業(副業)は、自分の価値を下げてしまっているように感じることもある。
・対価をもらわないことが美徳という感覚がおかしい。評価してもらうには対価が必要だし、それがなければ、やりがい搾取的な物になってしまう。
・複業の価値って定義づけが難しい。
・農業、食品加工、編集業、語学講師の全部を足して、生きていけたらそれで良いと考えている。
・若い人が、色々とやるのもいいが、スキルを身につけないといけないし、蓄えも増やさないといけないから、安定的な収入が得られる職が必要。そういう意味では、中高年ほど複業に向いていると思う。スキルは身についているし、蓄えも若者よりはある人がおおい。子供が巣立っていれば、そうお金もかからない。
・複業については、プラットフォームがいろいろできてきている。
・マルチワーカーをベースにした複業組合というものがあり、社会保険の適用もあり、面白いと思った。その話をしようと思っていたが、他にも面白そうなものが色々ある。
・それぞれの地域に複業組合のようなものがあればいい。コーディネートできる組織があればいい。田舎は求職も求人も一人でやろうとすると難しい。仕事はあるがなかなか表に出てこない。
・「おてつたび」とか、面白い。JRと尾道市が組んで取り組んでいたりしている。
・昔で言う「出稼ぎ」だが、今風になっていて、明るい雰囲気で広報している。今の若い人は抵抗がないのかも。
・複業については、いろいろなプラットフォームや取り組み方の軽重があるので、それらをカテゴライズして、話をしてみると面白いのではないか。複業の実践に向けた道標にもなると思う。
といったことを話し合いました。
業界標準がコロコロ変わり、不確実性が増す今日この頃、今後はリスクヘッジのためにも、より「複業」的な視点が必要になってくるかもしれません。今は、複業に関しては、仕組みも取り組み方のレベル感も増えて多様になったので、それらをカテゴライズしていき、それを材料に色々と対話を続けようということになりました。
複業の価値、複業と組織、複業と繋がり・・・。いろいろな視点で今後も考えていきたいと思います。
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